本8日(日曜日),岡田克也副総理は,来日中のギド・ヴェスターヴェレ・ドイツ連邦共和国外相(H.E.Mr. Guido Westerwelle, Federal Minister for Foreign Affairs, Germany)と昼食会形式で会談したところ,概要は以下のとおりです。
なお,ヴェスターヴェレ外相より,岡田副総理の訪独招請がありました。
1. 欧州債務危機
ヴェスターヴェレ外相より,解決に向けてのドイツの取組について説明するとともに,日本のEFSF債の購入やIMF資金基盤強化への貢献を念頭に,日本の連帯に感謝するとの発言がありました。
2.日EU・EPA
岡田副総理とヴェスターヴェレ外相は,日EU・EPAが,日EU双方にとって成長のための機会を提供するものである点で一致し,ヴェスターヴェレ外相から,本件についてドイツが建設的に対応していく考えである旨述べました。
3.アフガニスタン
ヴェスターヴェレ外相より,今回の東京会合をはじめとする日本の取組を高く評価するとの発言があり,また,岡田副総理とヴェスターヴェレ外相は,アフガニスタンには潜在力があり,それを活かすためにも治安改善が必要である点で一致しました。
4.エネルギー
ヴェスターヴェレ外相より,再生可能エネルギー分野での日独協力について発言があり,岡田副総理より,ドイツの取組からは多くを学ぶことが出来る旨応じました。