
中曽根外務大臣による李明博(イ・ミョンバク)大統領表敬
平成21年2月11日
韓国を訪問中の中曽根外務大臣は、11日、15時から約45分間、青瓦台において李明博大統領への表敬を行ったところ、概要以下のとおり。
- 冒頭、中曽根外務大臣より、大臣就任後早期に訪韓したいと考えていたが今回訪問でき嬉しい、貴大統領就任以来日韓関係は未来志向の「成熟したパートナーシップ関係」に成長してきている、麻生総理より、先日の訪問時の歓待に改めて感謝したい、次回は是非貴大統領を日本にお迎えしたい、との伝言を預かってきた旨述べた。これに対し、李明博大統領より、大臣の訪韓を歓迎する、早期に訪日したい旨の発言があった。
- 中曽根大臣と李明博大統領は、両国が未来志向の「成熟したパートナーシップ関係」を一層強化するため引き続き努力していくこと、アフガニスタン支援など国際社会の課題に共に取り組んでいくことが重要であるとの認識で一致した。また、国民間の交流、特に若者交流の重要性についても話が及び、李大統領より、中曽根大臣が文部大臣時代に立ち上げた日韓共同理工系学部留学生事業及び教員招聘・派遣プログラムを高く評価する、若者の交流は非常に重要である旨の発言があり、中曽根大臣より、日韓関係の強化には、若者の交流が非常に重要である旨の発言があった。
- 北朝鮮問題については、六者会合を通じて北朝鮮の非核化を実現すべく日韓更には日韓米の緊密な連携が不可欠であるとの点で一致した。