平成24年10月22日
10月19日(金曜日)午前8時から約45分間,ベルリン(ドイツ)出張中の玄葉光一郎外務大臣は,フォルカー・カウダー独連邦議会キリスト教民主同盟・社会同盟(CDU/CSU)会派院内総務(Mr.Volker Kauder, Chairman of the CDU/CSU parliamentary group in the Bundestag)と朝食会形式で会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
カウダー院内総務より,8月に訪日し会談させていただいて以来の再会を嬉しく思う,同訪日の際に青年交流の観点から招待した日本人学生の訪独が近く実現するとの発言があり,玄葉大臣より,カウダー院内総務の日独関係増進への尽力に感謝する旨述べました。また,玄葉大臣及びカウダー院内総務は,再生可能エネルギー分野で協力していくことで一致しました。
玄葉大臣から,早期に交渉を開始し,残った論点は交渉の中で取り上げるべきである旨述べたところ,カウダー院内総務から,玄葉大臣に全面的に同意する,日本のこれまでの取組を評価している旨述べました。
カウダー院内総務より,ユーロを守る強い意志を示しつつ,欧州各国が改革に努力する必要性に言及しました。
玄葉大臣及びカウダー院内総務は,アジア太平洋情勢及び中東地域情勢について意見交換を行いました。