
日独外相会談(概要)
平成24年10月22日
10月19日(金曜日),ドイツを訪問中の玄葉光一郎外務大臣は,12時45分(現地時間)から約90分間,ギド・ヴェスターヴェレ外務大臣(H.E. Mr. Guido Westerwelle, Federal Minister for Foreign Affairs, Germany)とドイツ外務省において日独外相会談,その後共同記者会見をはさみ,ワーキングランチを実施したところ,概要以下のとおりです。
- 外相会談では主にアジア・太平洋の地域情勢について意見交換が行われ,会談及びワーキングランチをまたぐ形で日EU・EPAに関する意見交換が行われました。また,ワーキングランチでは,中東情勢等地域情勢につき幅広く意見交換を行いました。
- アジア太平洋情勢について,玄葉大臣から,日中関係の現状に関する日本の立場を説明し,両外相間で事態を平和裏に,国際法に基づいて処理する必要性について一致しました。また,アジア・太平洋地域全般について,ドイツと様々なレベルでより頻繁な協議を実施していくことで一致しました。
- 日EU・EPAについて,早期交渉開始が重要であることで両外相が一致しました。
- 中東情勢については,シリアやイラン情勢等につき議論されました。