難民
村井内閣官房副長官とフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官の会談
令和5年10月19日

10月19日、午前11時から約20分間、村井英樹内閣官房副長官は、フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官(Mr. Filippo Grandi, the United Nations High Commissioner for Refugees)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 村井官房副長官から、現下のパレスチナ情勢を含め、世界で避難を余儀なくされている人々が急増している事態について憂慮している旨を伝えるとともに、人道危機が長期化、複雑化する中、UNHCRの役割は増々重要なものとなっており、厳しい環境下で支援活動を行う高等弁務官及び職員の方々に敬意を表したい旨述べました。
- これに対し、グランディ国連難民高等弁務官から、難民・避難民となった人たちの多くが劣悪な環境で、長期の避難生活を余儀なくされている状況の説明とともに、日本政府及び日本社会からの支援への謝意が表明されました。
- その後、両者は、12月に開催される第2回グローバル難民フォーラムに向け、人道支援と並行して開発協力を行い、さらに紛争の解決・予防に向けた平和の取組を進める、「人道・開発・平和の連携」の推進について意見交換を行いました。
- その上で、両者は、難民・避難民支援において、引き続き緊密に協力していくことで一致しました。
(参考)別添PDF