地球環境

平成30年11月29日
(写真1)鈴木憲和外務大臣政務官は,都内で開催された「水と災害に関する国際シンポジウム」に出席しました
(写真2)鈴木政務官は,防災が開発の重要な要素と位置づけられるなど,事前の防災対策が重視されるようになった旨述べました

 11月26日(月曜日),鈴木憲和外務大臣政務官は,都内で開催された「水と災害に関する国際シンポジウム」に出席し,開会式において挨拶(日本語(PDF)別ウィンドウで開く英語(PDF)別ウィンドウで開く)を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 鈴木政務官は,日本はこれまで経験した数多くの水関連災害を踏まえ,国際社会において防災の主流化を推進している旨を述べつつ,2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」において,防災が開発の重要な要素と位置づけられるなど,事前の防災対策が重視されるようになった旨述べました。
  2. また,日本が主導し,2015年に国連総会で制定された「世界津波の日」(11月5日)は日本の有名な逸話である「稲むらの火」に基づいており,本年10月31日~11月1日に和歌山県で3回目となる「世界津波の日 高校生サミット」を開催した旨を紹介しました。さらに,日本は2018年~2028年の「『持続可能な開発のための水』国際行動の10年」に「水と災害」の分野で一層貢献していきたい旨述べました。

(参考)水と災害に関する国際シンポジウム
 水と災害への歴史的取り組みや優良事例を共有・議論し,水と災害に関する世界的取り組みを促す目的で,水と災害に関するハイレベルパネル(HELP),国土交通省,政策研究大学院大学(GRIPS)の主催で開催された(外務省後援)。本シンポジウムではジョゼ・ラモス・ホルタ東チモール元大統領・ノーベル平和賞受賞者が基調講演を行ったほか,各国閣僚や国際機関等がパネリストとして出席した。


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