地球環境
エジプトにおけるプラスチック代替素材の導入に関する支援
令和元年7月5日
6月27日,G20大阪サミットに際して行われた日・エジプト首脳会談において,安倍総理大臣からエルシーシ大統領に対し,国連工業開発機関(UNIDO)と連携し,エジプトでのプラスチック代替素材の導入に向けた支援の実施を決定した旨を伝達しました。本件支援の概要は以下のとおりです。
- 1 国連工業開発機関(UNIDO)と連携し,アフリカにおいて,プラスチックごみ処理が今後更に大きな課題となることが見込まれるエジプトの他1~2か国を対象に,以下を実施します。
- (1)対象国へ導入・活用可能な,環境に優しいプラスチックの代替素材や,革新的な包装・リサイクル技術に関する調査・分析(日本の技術の活用の可能性を特に検討)
- (2)対象国におけるプラスチックのバリューチェーンの現状や,既存の規制枠組の調査・分析
- (3)上記(1),(2)をベースに,代替素材の導入・活用に向けた,日-アフリカ間の官民連携のためのプラットフォームの構築を含む,アウトリーチ活動
- 2 事業期間は2019年6月から24か月を予定。予算は350,000ユーロ(約4,280万円)で日本政府からの拠出金を活用して実施します。