外務副大臣・外務大臣政務官

平成26年9月25日
城内外務副大臣による挨拶
城内外務副大臣による感謝状授与
ボランティア代表の挨拶
来賓国会議員一同 
宇都外務大臣政務官とボランティアの懇談
1. 9月24日(水曜日),JICAボランティア事業参加者に対する外務大臣感謝状授与式及び懇談会がJICA市ヶ谷ビルにおいて執り行われ,城内実外務副大臣より帰国ボランティア一人一人全員に直接感謝状が授与されました。

2. 授与式及び懇談会には,今回の感謝状授与対象者である青年海外協力隊員,シニア海外ボランティア計45名のほか,「日本の国際協力~特に青年海外協力隊の活動~を支援する国会議員の会」(JICA議連)の国会議員4名(船田元衆議院議員,髙木義明衆議院議員,中川正春衆議院議員,左藤章衆議院議員)や江島潔参議院議員,平木大作参議院議員,山田太郎参議院議員及び宇都隆史外務大臣政務官など,約100名が参加しました。

3. 授与式冒頭では,城内副大臣が,本年5月にカメルーンで開催されたTICADV閣僚会合におけるアフリカ諸国から発せられた我が国の草の根レベルの活動に対する多くの感謝の言葉や,東日本大震災の際に世界中から寄せられた支援に触れ,JICAボランティアの活動は国内外で高い評価を得ている我が国の外交の宝であると述べました。また,自身(城内副大臣)の海外訪問での経験にも触れつつ,海外での困難や課題を乗り越え2年の活動を全うしたボランティアに対する慰労を述べた上で,来年には青年海外協力隊事業が50周年を迎えることや,復興庁におけるJICAボランティア経験者の活躍ぶりを紹介し,JICAボランティアの経験を通じて得られた技術や知識を今後の人生の糧として活躍してもらいたいと激励しました。これに対し,帰国ボランティア代表からは,現地の人々やともに出発した仲間の存在が心の支えになり任期を全うすることができたと述べつつ,周りの人々の支援に対する感謝とともに,現地での経験を活かして日本社会に貢献していきたいとの決意の表明がありました。
 
4. 続いて行われた懇談会においては,城内副大臣,宇都政務官及び来賓の国会議員がボランティアと意見交換し,現地での活動体験を聞くとともに,今後の社会での活躍に向けて激励しました。また,帰国ボランティア代表としてエルサルバドルの市役所に防災・災害救援の職種で派遣された帰国ボランティアから活動報告が行われ,阪神淡路大震災の体験を活かしてエルサルバドルの人々と協力しながら防災イベント開催などの活動に取り組んだ様子が語られました。今次懇談会の活発な意見交換はボランティア事業による国際貢献についての認識が深まる内容となるとともに,途上国経験を生かしたボランティアOB・OGの今後の社会での活躍が期待される内容となりました。
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