ODAと地球規模の課題

令和3年8月3日

 7月29日(現地時間同日)、キルギス共和国の首都ビシュケクにおいて、我が方、前田茂樹キルギス駐日本国特命全権大使と先方アキルベク・ジャパロフ・キルギス共和国内閣副長官兼経済・財務大臣(H.E. Mr. Akylbek ZHAPAROV, Deputy Chairman of the Cabinet of Ministers - Minister of Economy and Finance of the Kyrgyz Republic)との間で、総額3億100万円を供与額とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する交換公文の署名及び書簡の交換が行われました。

  1. 我が国は、キルギスに対し、同国の民主主義の定着を後押しするための支援を実施しています。この協力は、キルギスの将来を担う若手行政官等が、日本の大学で学位(修士又は博士)を取得するために必要な経費等を供与するものです。
  2. 今回の協力により、令和4年度に最大で修士18名及び博士2名のキルギスの若手行政官等が訪日することになります。これにより、キルギスの将来を担う人材が専門知識を習得し、同国の経済社会開発に活かしていくとともに、我が国に対する理解を深めることが期待されます。
[参考]キルギス共和国基礎データ

 キルギス共和国は、面積約19.8万平方キロメートル、人口約650万人(2020年、国連人口基金)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)1,240米ドル(2019年、世界銀行)。


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