ODAと地球規模の課題
三宅外務大臣政務官によるJICA四国訪問
令和4年2月4日



2月3日、三宅伸吾外務大臣政務官は、国際協力機構(JICA)の国内拠点の一つであるJICA四国のほか、ODAを活用した官民連携事業を実施している日本企業等を訪問したところ、概要は以下のとおりです。
- 香川県のJICA四国を視察するとともに、JICA海外協力隊経験者3名(派遣国:マラウイ、インド、エジプト)と懇談し、協力隊の経験を生かした帰国後の活動等について意見交換を行いました。三宅政務官からは、草の根外交官としての海外協力隊の活動に敬意を表するとともに、帰国後の活動も地域における外国人との共生支援につながっており、引き続きの活躍を期待している旨述べました。
- また、JICAと官民連携の事業を実施している株式会社サンテックを訪問し、JICAの元留学生である社員を交えて同社の人材育成や海外展開、JICAの役割等について意見交換を行いました。三宅政務官からは、同社が海外展開に加え、途上国人材を積極的に受け入れている点に敬意を表しつつ、ODAに日本企業の優れた技術を活用することは、途上国への開発課題解決と日本企業支援の双方に資するものであり、今後とも政府として後押ししていきたい旨述べました。
- さらに、JICAが産官学連携の一環として協力している香川大学を訪問し、同大学関係者から遠隔医療システム等の日本の大学の知見と日本の技術を生かした取組について説明を受けるとともに、JICAとの連携強化について意見交換を行いました。三宅政務官からは、香川大学と地元企業の連携が途上国の母子健康状況の改善に貢献している点を評価するとともに、JICAとの連携を通じた日本企業の海外展開への協力を引き続き進めていきたい旨述べました。