2011年末の第8回WTO閣僚会議以降,サービス貿易の自由化に関して,我が国を含む有志国(注)による議論が続けられており,サービス貿易に関する新協定の策定に向けた会合が,ジュネーブで定期的に開催されている。7月5日,これまでの議論をとりまとめ,今後の作業の方向性を示すべく,有志国の連名によるプレス発表(和文仮訳(PDF)・英文(PDF)
)が行われた。
(注)日,米,EU,豪州,カナダ,チリ,コロンビア,コスタリカ,香港,イスラエル,メキシコ,ニュージーランド,ノルウェー,パキスタン,ペルー,韓国,シンガポール,スイス,台湾,トルコの20カ国・地域が有志国として議論に参加。プレス発表に最終的に国名を記載したのは,シンガポール及びチリを除く18カ国・地域。