国連

国連改革についてのブラジル連邦共和国、ドイツ連邦共和国、インド及び日本国の間の協力に関する共同声明
(日本語仮訳)

ブラッセル、2005年6月22日

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  1. セルソ・アモリン・ブラジル連邦共和国外務大臣、ヨシュカ・フィッシャー・ドイツ副首相兼外務大臣、ナトワール・シン・インド外務大臣、及びまちむら のぶたか日本国外務大臣は、現在の課題に有効に対処するために国連を早急に強化する必要性、及び開発、安全、人権を含む国連全体の改革の必要性を共有した。4カ国の外務大臣は、9月のミレニアム宣言に関する首脳会合が、様々な分野において実質的な成果を達成し、大きな成功を収めるために一層の協力を行う決意を改めて表明した。
  2. 4カ国の外務大臣は、安全保障理事会は、60年前の世界ではなく今日の世界の現実を代表する形で改革されなければならないという見解を改めて表明した。この目的のため、安全保障理事会については、先進国と途上国を含む形で、衡平な代表性に基づいて、常任・非常任双方の議席が拡大されなければならない。本年9月の前に安全保障理事会改革という重要な問題に関する決定を加盟国に対し行うよう促した事務総長の勧告に従って、4カ国の外務大臣は、枠組み決議案を提出し、7月のAU首脳会合及びカリコム首脳会合後の国連総会による採択につなげるとの決意を表明した。
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