- G4外相は，改革された安保理に関する共通のビジョンを改めて強調。新たな常任理事国を目指すとのコミットメント，及び各国が新常任理事国候補国として互いに支持し合うことを表明。
- G4外相は，安保理改革に関する政府間交渉第8ラウンドにおける議論を含むこれまで達成された進展について議論。安保理改革に関する政府間交渉において，大多数の加盟国が常任・非常任双方のカテゴリーの拡大について支持を表明していることにつき，評価を共有。
- G4外相は，タニン政府間交渉議長による勧告を歓迎。また，双方のカテゴリーの拡大に対する強い支持が加盟国間の交渉過程に反映されるべきとの考えを表明し，さらなる交渉の基礎となる簡潔な作業文書の作成を求めることで一致。
- G4外相は，第67回総会の非公式全体会合で政府間交渉のプロセスを直ちに継続するとの総会決定を歓迎し，今会期において具体的な成果を達成する必要性を強調。また，引き続き，真のテキストに基づく交渉の中で，他の加盟国と柔軟性の精神をもって緊密に協力するコミットメントを表明。
- G4外相は，安保理改革に関するハイレベル会合の開催を視野に入れることを含め，改革のプロセスにより大きな政治的モメンタムを注入する決意を表明した。
- G4外相は，ナスル第66回国連総会議長及びタニン議長の取組に謝意を表明。また，改革を実現するためイェレミッチ第67回議長及び議長と緊密に協力することにつき期待を表明。
第67回国連総会の際の
G4（ブラジル，ドイツ，インド，日本）閣僚級会合
共同プレス・ステートメント
（骨子）
平成24年9月25日