G7 / G8

(別添)

G8外相会合 議長声明のポイント

  1. 外相会合での議論を踏まえ、イラン、テロ対策及び麻薬対策、中東、西バルカン、北朝鮮、アフリカにおける平和維持能力開発、安定化と復興イニシアティブ、拡大中東・北アフリカ構想、イラク、アフガニスタン、西バルカン、スーダン、ナゴルノ・カラバフ、北ウガンダ、ハイチ、東チモールその他につき言及。
  2. イランに関する議長声明のポイント
     IAEA理事会決議及び安保理議長声明において強調され、国際的な懸念の源であり続けているイランの核問題の外交的解決へのコミットメントを再確認。
     6月1日のベケット英外相よるウィーン宣言を支持。6カ国(中、仏、独、露、英、米)外相及びEU上級代表によって合意された提案に対するイランの公式の反応がないことに失望。7月5日に予定されているソラナEU上級代表及びラリジャニ・イラン最高国家安全保障評議会書記との会談においてこれらの提案に対する明確かつ実質的な反応を聞き、これらの議論に早急に結論が出ることを期待。
     6カ国外相及びEU上級代表が7月中旬までに情勢を評価すると理解。
  3. 北朝鮮に関する議長声明のポイント
     朝鮮半島の非核化に対するコミットメントを強調し、六者会合に対する完全な支持を表明。北朝鮮に対し、無条件かつ早期に六者会合に復帰し、2005年9月19日の共同声明の誠実な履行に協力するよう強く求めた。また、北朝鮮における、拉致を含む、その他の安全保障及び人道問題について議論し、北朝鮮に対し、国際社会のこれらの懸念に応えるとともに、既存の安全保障上のコミットメントを尊重するよう強く求めた。
  4. 東チモールに関する議長声明のポイント
     東チモール情勢を議論し、懸念を表明するとともに、東チモール政府が自国の安定、法秩序を回復することを支援する必要性を強調した。この関連で、豪州、ニュージーランド、マレーシア及びポルトガルによる重要な貢献及び迅速な対応に留意。国際社会は、2006年6月12日に発出された国連人道支援調整局のフラッシュ・アピールに早期に対応すべき。国連東チモール事務所(UNOTIL)の主要な建設的な役割を強調。
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