保健・医療

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【注意喚起】

エストニアにおけるダイオキシン汚染されたアイルランド産豚肉の輸入について

平成20年12月9日
在エストニア日本国大使館

 12月9日、6日にダイオキシンの検出がされたアイルランド産豚肉がエストニアにも輸入されていたことが判明した件につき、エストニア家畜食品庁は次のとおりプレスリリースを発表しています。

12月9日付家畜・食品庁プレスリリース

(1)12月9日、家畜・食品庁は、2008年9月1日~12月9日にエストニアに輸入されたダイオキシン汚染の疑いのあるアイルランド産冷凍豚肉の内、6万8,091キロが未使用であることを突き止めた。この豚肉は取り扱い禁止となっており、12月10日のEU獣医会合の決定に基づき、アイルランドに返送されるか、検査機関での厳密な検査後、今後の取り扱いにつき決定される。

(2)家畜・食品庁は、卸売業者が上記期間中、問題の豚肉計5万2,000キロを外食産業を中心とする企業200社以上に10~100キロ単位で販売したことを突き止めた。したがって、この豚肉は本日までに消費されている。少量のダイオキシンを含有する食品の短期間或いは1度限りの摂取は、健康上危険性がないとされる。

 また、新聞報道によれば、ダイオキシン汚染の疑いのある豚肉は、主にタリンナ・キュルムホーネ(Tallinna Kulmhoone)社及びマーグ(Maag)社が輸入し、ハム等を製造したほか、学校、幼稚園、図書館、レストラン、観光施設等で既に消費された模様です。

 購入済みでまだ消費していない加工品等にアイルランド産豚肉が使用されている場合は、食べないようご注意ください。また、各自でも情報収集に努め、豚肉製品を購入する際にはお気をつけ下さい。

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