平和構築

紛争と脆弱に関する国際ネットワーク
INCAF:The International Network on Conflict and Fragility)

2010年6月現在

1.設立経緯

 紛争と脆弱国際ネットワーク(INCAF: International Network on Conflict And Fragility)は、OECD開発援助委員会(DAC)の下部組織として設置されていた紛争予防・開発協力ネットワーク(CPDC)と脆弱国家グループ(FSG)が統合されて2009年に設置された新たな下部組織で、紛争の予防、紛争後の復興及び脆弱国の開発に関する問題を取り扱っています。

2.構成

(1)参加国
 日本を含むDACメンバー国の他に、国連、北大西洋条約機構(NATO)、世界銀行等の国際機関も活動に参加しています。
(2)議長等
 共同議長はオランダと国連開発計画(UNDP)、副議長はスイスとフランス。なお、我が国のDAC代表は、2010年より、DACINCAFとの間の対話を促進するファシリテーター(世話役)を勤めています。

3.目的・活動

 開発の阻害要因でもある紛争の予防、紛争後の復興及び脆弱国の開発に関する問題に関して、(1)これまでの教訓や優れた実践の促進、(2)国際規範の策定と開発の成果の追跡、(3)実践的なガイダンスの提供、等を目的として、脆弱国家支援原則適用状況に関するモニタリング、「平和構築・国家建設・治安」と「資金・援助構造」に関する両タスクチームによる活動及び平和構築と国家建設に関する国際対話の開催等を実施しています。


【関係リンク集】


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