広報文化外交

平成25年8月1日
(写真)世界コスプレサミット2013-1
(写真)世界コスプレサミット2013-2
1. 若林健太外務大臣政務官は,7月31日午前,「世界コスプレサミット2013」に参加する20カ国を代表して外務省を訪問した中国(チェン・シャオイン氏,ワン・ウェンチャン氏),イタリア(アンドレア・ベセナーヴァー氏,マッシモ・バーベア氏),ブラジル(マウリシオ・ソメンザリ氏,モニカ・ソメンザリ氏)の3カ国の代表チーム(各2名)による表敬を受けました。

2. 冒頭,若林大臣政務官から,外務省としても,若者の国際交流と相互理解の観点からポップカルチャーを通じた国際文化交流を促進しており,今年で11回目となる「コスプレサミット」でも,各国の代表チームによる熱戦を期待している旨述べました。さらに,今回の訪日の機会には,ポップカルチャー分野だけでなく,伝統文化も含めた日本の様々な側面も体験してほしい,また帰国後も,日本語学習等を通して日本への理解をさらに深め,次世代の母国と日本の架け橋として活躍することを期待する旨述べました。

3. 次に,各国代表は,自分が演じるキャラクターや,コスプレを始めたきっかけ,日本の漫画・アニメへの思いをそれぞれ熱心に語り,世界における日本のポップカルチャーへの人気の高さが窺えました。中国の代表者は,文化に国境はないと思っており,国籍は関係なく一人の人間として純粋にコスプレを楽しめることがうれしいと述べました。イタリアの代表は,ポップカルチャーだけでなく日本の伝統文化にも関心があるので,今回の滞在を楽しみにしている旨述べました。ブラジルの代表者は,今回が5回目の訪日であり,コスプレサミットへの参加は3度目であること,コスプレにより普段と違う自分を演じることの楽しさを述べました。
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