4.2 目的の体系図の構築(2):ベトナム政府による第7次5カ年計画に基づく体系図
第7次5カ年計画(2001-2005)に基づいて調査団が作成した目的の体系図を3ページ後に掲載した。なお、最終目標にあたるものは、「社会主義に基づく産業化と近代化を加速させ、2020年までにベトナムを工業国にするための基礎を築く」ことが掲げられており、その下に4つの大目標が設定されている。さらにその下に8つの目標(図中では「戦略目標」と呼称)を掲げ、さらにその下に、12セクター別の開発目標を掲げている(図中では「中間目標」と呼称)。中間目標の下には、各セクターとも1~11個の個別の目標(図中では「中間サブ目標」と呼称)が設定されている。計画書のなかでは、さらに個別のプロジェクト名が記載されていることもある。以上の目的の体系図により、ベトナムにおける今後5カ年の開発が進められていくはずである。