広報・資料 報告書・資料

参考資料
1.会計検査院の決算検査報告に記述された事項のフォローアップ状況
1997年度(平成9年度)


プロジェクト 決算検査報告における記述(要旨) フォローアップ
1) 国名:バングラデシュ  稚魚の乱獲に加え、バングラデシュ政府が「漁場管理条例」を制定したにもかかわらず、同施設の周辺には民間の水揚施設が多数営業し続けていることにより、水揚・貯蔵施設の水揚量は、計画の年間3万475トンに対し年平均約2900トンで、計画量を大幅に下回っていることから、同施設は十分に活用されていない。  バングラデシュ政府は、「漁場管理条例」の適正な執行のため、沿岸警備隊の巡回システムを強化し、違法操業漁船の拿捕、違法水場の施設の検挙など、同施設の有効利用のための施設の検挙など、同施設の有効利用のための取組み継続的に実施中。
2) プロジェクト名:モノハカリ水揚・貯蔵施設建設計画
3) 援助形態:無償資金協力
4) 年度:91年度、92年度
5) 金額:13.44億円
1) 国名:バングラデシュ  研究施設の研究者数が海外流出により計画策定時より減少している。現在の短期保存種子のサンプル数が約7,400種、中期保存種子のサンプル数は約5,000種であり、特に中期保存用種子のサンプル数が89年以来あまり増加していない。  研究所は、研究員の確保に継続努力しているものの、研究者の海外流出等により配置予定人数より、実際の配置人数が下回る状況が続いている。遺伝資源の収集については、あまり増加が見られないが、保存用種子のサンプル数の増加に向け、努力を継続している。
2) プロジェクト名:稲研究所稲遺伝資源研究施設建設計画
3) 援助形態:無償資金協力
4) 年度:83年度
5) 金額:5.50億円
1) 国名:パプア・ニューギニア  水産集荷センター近接地において油田開発が行われたため、パイプラインの敷設及び木材伐採にともなう補償料が地元漁民に支払われるようになった。これにより、地元漁民が漁業に従事しなくても生計を維持できるようになったことから水産集荷センターの機能が停止し、無償資金協力により供与された機材が十分利用されていない。  97年7月にフォローアップ調査を行ない、現状把握を行なうとともに、問題の解決に向け、本プロジェクト再度活性性計画、中央政府投資計画等の提言を盛り込んだ報告書をまとめた。2001年12月、ガルフ州政府に対し、報告書に基づく説明が行なわれ、同報告書の提言に従うことで、供与機材の有効活用が図られるものと見込まれる。
2) プロジェクト名:ガルフ州浅海漁業開発計画
3) 援助形態:無償資金協力
4) 年度:89年度
5) 金額:1.93億円
1) 国名:スリ・ランカ スリ・ランカ国内の治安の悪化等により、保存種子点数が当初計画の36%程度にとどまっている。その結果、種子貯蔵庫16庫のうち9庫が遊休又は目的外に使用されており、研究関係者の配置人数についても低水準にとどまっている。   保存種子点数は、当初計画の目標を達成していないが、前回調査時に比べて2ポイント増加、海外からの種子導入数は、1ポイント増加している。研究関係者数については、「ス」政府に対し人材配置の増加を引き続き働きかけているところである。
2) プロジェクト名:植物遺伝資源研究センター建設計画
3) 援助形態:無償資金協力
4) 年度:87年度
5) 金額:19.88億円
1) 国名:ヴィエトナム  ヴィエトナム側が実施する給配水管敷設工事が大幅に遅延しているため、当初計画に比べて給水量が少なくなっている。このため、12本の井戸のうち稼働しているのは1本のみであり、給水人口についても計画の10%程度にとどまっている。  96年10月以来、再三にわたりヴィエトナム側に早期完成の申し入れた結果、2001年11月現在、給水人口及び給水量は当初計画をほぼ上回るようになっている。
2) ブロジェクト名:ハノイ市ザーラム地区上水道整備計画
3) 援助形態:無償資金協力
4) 年度:93年度、94年度
5) 金額:38.10億円

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