ウガンダ共和国の保健分野において、保健インフラ(施設および機材）保守管理の改善は同国の保健セクター戦略計画の中で重要分野とされているものの、1）医療機材保守管理に携わる技術者が不足（公務員としては全国で30名程度）していた、また2）技術者が新たな知識を得る機会が乏しい、あるいは3）国全体の医療機材保守管理体制が十分に機能していないなどの問題があった。

　そのような背景から、ウガンダ政府は医療機材保守管理体制の強化並びに関連人材の育成を目的とした技術協力を要請してきた。

　2005年10月に事前評価調査団を派遣し、具体的な協力内容、活動計画について協議を行った結果を踏まえ、3年間のプロジェクトとして実施が合意された。

　中央及び地方の中核病院を中心に以下の活動を実施する。

　1）機材情報収集（地方の中核病院対象）、2）保守管理技術研修（ワークショップ技術者対象）、3）医療機材ガイドライン（NACME: National Advisory Committee on Medical Equipmentへの支援）、4）地方ワークショップから中央ワークショップへの業務報告の提出、5）ユーザートレーニング

プロジェクトの紹介（PDF）
プロジェクトの成果（PDF）