平成27年1月17日
インド政府は,遅れている国内インフラの整備のため,官民連携(PPP: Public-Private Partnership)による民間資金の活用を進めてきましたが,近年,民間企業による対インフラ投資が減退しつつあることに加え,これまで国内インフラ整備における民間資金調達の中心であった商業銀行も,貸出と調達期間のミスマッチや,道路・電力等の特定インフラ分野への与信集中度にかかるリスクが高まっていることにより,長期資金の供与を続けることが困難になってきています。
この計画は,インド・インフラ金融公社(IIFCL)を通じて, インフラ事業者等に対し,インフラ整備に必要な中長期資金を供与するものです。これにより,インドにおいてPPPによる社会基盤インフラの整備の促進に寄与することが期待されます。
(1)金利:年0.80%
(2)償還期間:20年(6年の据置期間を含む。)
(参考)