
国際開発協会(IDA)に対する円借款に関する書簡の交換について
平成26年6月28日
- 本28日(現地時間27日),アメリカ合衆国の首都ワシントンにおいて,我が方佐々江賢一郎駐アメリカ合衆国大使と先方ジム・ヨン・キム国際開発協会総裁 (Dr.Jim Yong Kim, President of the International Development Association)との間で,1,903億8,645万円を限度とする円借款「国際開発協会第17次増資のための借款」に関する書簡の交換が行われました。
- 対象案件の概要
(1)国際開発協会は,第17次増資期間(2014年7月~2017年6月)における同協会の活動資金を確保するため,ドナー国からの出資及び融資を受け入れます。
(2)本件は,国際開発協会が開発途上国の経済成長と貧困削減に果たす役割の重要性に鑑み,日本政府が第17次増資期間に国際開発協会に対して拠出する貢献パッケージの一部を構成するものです。
- 供与条件
(1)金利:0.55%
(2)償還期間:40年(10年の据置期間を含む。)
(参考)
- 国際開発協会(International Development Association: IDA)は世界銀行グループを構成する主要な機関の一つであり,その主な機能は,開発途上国加盟国に対する資金の贈与・貸付けや開発プロジェクト・開発プログラムの準備・執行のための技術支援及び助言業務,保証等。我が国は,IDAが設立された1960年にIDAに加盟し,現在は第2位の出資国となっている。