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ブルンジに対する無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換について

平成25年2月13日

  1. 2月13日(現地時間同日),ブルンジ共和国の首都ブジュンブラ市において,我が方髙田稔久駐ブルンジ共和国大使(ケニアにて兼轄)と先方ローロン・カヴァクレ外務・国際協力大臣(H.E.Mr. Laurent KAVAKURE, Minister of External Relations and International Cooperation)との間で,供与額5億5千万円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換が行われました。
  2. この協力は,アフリカ中部の内陸に位置するブルンジに対し,小麦の調達に必要な資金を供与するものです。ブルンジは1993年から10年以上に及んだ内戦からの復興期にありますが,内戦による農地の荒廃,気候変動の影響を受けた干ばつ・洪水被害,帰還民の増加等により食糧が慢性的に不足しており,同国民の約5割が慢性的な栄養不足におかれています。
  3. 我が国は,2008年5月の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)において,アフリカ諸国の農業・食料安全保障分野における取組への協力を強化することを表明しており,本件協力はこれを具体化するものです。

(参考)
ブルンジ共和国は,面積約2.078万平方キロメートル,人口830万人,1人当たりGNI(国民総所得)約250米ドル(2011年世銀統計)。

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