
国連世界食糧計画(WFP)を通じたバングラデシュに対する無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換について
平成25年1月24日
- 本24日(現地時間同日),イタリアのローマにおいて,我が方河野雅治在イタリア大使と先方アミール・アブドラWFP副事務局長兼支援業務最高責任者(Mr. Amir Abdulla, Deputy Executive Director and Chief Operating Officer, The United Nations World Food Programme)との間で,バングラデシュに対するWFPを通じた食糧援助として,4億7千万円の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
- バングラデシュでは,度重なる洪水などの自然災害の影響に加え,人口が多いことから,慢性的な食糧不足の状況に陥っています。特に,5歳未満の子供の発育阻害率が深刻な状況であり,約600万人が低体重児の状況であるなど,子供の栄養不良率,食糧不足は深刻です。
- 同国における人道支援が必要な状況に鑑み,今般,WFPを通じた食糧援助を実施することで,同国の食糧安全保障の改善に資することが期待されます。