平成24年12月19日
- 本19日(現地時間18日),ペルー共和国の首都リマにおいて,我が方福川正浩駐ペルー大使と先方ラファエル・ロンカリオロ・オルベゴソ外務大臣(Sr. Rafael Roncagliolo Orbegoso, Ministro de Relaciones Exteriores de la República de Perú)との間で,7億円を供与額とする防災・災害復興支援無償資金協力「広域防災システム整備計画」(The Project for Improvement of Equipment for Disaster Risk Management)に関する書簡の交換が行われました。
- この計画は,地震の多発するペルーに対し,東日本大震災の被災地の企業を含む本邦企業の技術を活用しつつ,津波関連観測機材(潮位計等)や地震・津波の予警報システム等を整備するものです。これにより,同国の地震・津波等の観測能力を強化し,適切な警報の発出を可能にすることで人的被害の低減に貢献することが期待されます。なお,同国で得られた潮位の観測データをリアルタイムに入手することにより,我が国の津波の予測精度向上が可能となることから,我が国防災対策にも貢献することが期待されます。
(参考)
- ペルーは,面積約129万平方キロメートル,人口約29.8百万人(2011年,ペルー統計情報庁),人口一人当たりのGNI(国民総所得)4,710米ドル(2010年,世銀)。
- プロジェクト位置図・実施体制(PDF)

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