平成21年1月30日
- 1月30日(金曜日)(現地時間同日)、ルワンダ共和国の首都キガリにおいて、我が方岩谷滋雄駐ルワンダ国大使と先方ジョセフ・ファウンビ国際連合児童基金(ユニセフ)ルワンダ事務所代表(Dr. Joseph FOUMBI, Representative, UNICEF RWANDA)との間で、6億7,000万円の無償資金協力「ルワンダ西部県におけるコミュニティ参加を通じた子供のための環境整備計画(The Project for Support to Child-Friendly Environments through Community Participation in Western Province)」に関する交換公文の署名式が行われました。
- 本計画は、内戦と地域紛争により大きな被害を受けた西部県ルシジ郡及びニャマシェケ郡において、小学校の再建や保健所の補修を行うなどにより、地域社会の再建活動を支援するものです。これにより、小学校15校が再建・修復され、約1万5,000名の児童の学習環境が整備され、また、保健所3ヶ所が整備されることにより、約6万人の地域住民の医療・衛生環境が整備されること等が見込まれます。
- 我が国は、昨年5月の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)等、様々な場において、アフリカにおける平和の定着を支援することを表明していますが、ルワンダの復興と安定は、中部アフリカの大湖地域の平和と発展にとって重要な要素となっています。
(参考)
- ルワンダ共和国はアフリカ中部に位置し、面積は2.63万平方キロメートルを有し、人口は約973万人、一人当たりGNI(国民総所得)は約296米ドル。
- 計画実施概要図(添付)(PDF)
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