広報・資料 広報事業・イベント・各種ご案内

2007年9月外務省主催 平成19年度NGO研究会「ネットワークNGOのあり方」
「グローバル社会に求められる企業とNGOのパートナーシップとは」
~新たな関係のあり方を探る~ 連続勉強会

事務局:特定非営利活動法人 TICAD市民社会フォーラム
実施運営協力:特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)

 外務省は18年度、中間組織的立場にある「ネットワークNGO」の活動能力強化のため、標記研究会を立ち上げました(18年度の報告書は本HPの「新着情報」に掲載されています)。今般、企業とNGOの連携に関する勉強会を下記の要領で開催しますので、会場の都合により席数に制限がありますが、ご関心のあるNGOの方のご参加をお待ちしています。

 なお、このテーマの下、公開シンポジウムを12月中旬に開催する予定ですので、詳細決まり次第、本ホームページでお知らせします。

1. 日時:

 第1回 2007年10月11日(木曜日)14時00分~16時00分
 第2回 2007年10月16日(火曜日)14時00分~16時00分

2. 会場:

 早稲田奉仕園 セミナーハウス100号室
 http://www.hoshien.or.jp/map/map.html 他のサイトヘ

3. 定員:

 15名

4. 対象者:

 企業との連携に関心のあるNGO関係者。
 原則第1回・2回両日とも参加できる方。

5. 参加費:

 無料

6. 参加申し込み方法

 こちらの「参加申込書」(Word形式)にご記入の上、2007年10月5日(金曜日)必着で、JANIC担当:井端までFAXまたはメール添付にてお申込ください。メールの場合件名を「連続勉強会申し込み」としてください。

 特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC) 担当:井端 
 FAX:03(5292)2912  電話:03(5292)2911  E-mail:ibata@janic.org

7. 内容

 企業とNGOの連携は、これまで「資金供与をする側、される側」といった関係で語られることが多かった。しかしグローバル社会が広がる今、企業とNGOには新たな関係が求められている。本勉強会ではJANIC初の試みとして、グローバルイシューを解決する為の、より広い視点に立った「企業とNGOのパートナーシップのあり方」を問いかける。

 第1・2回をワンセットの連続勉強会とする。

第1回勉強会:

企業はなぜCSRまたは社会貢献活動を行うのか、その時NGOが果たす役割とは。企業でのCSRエキスパート金田氏と、NGOと企業との連携コーディネート経験豊富な長沢氏より、企業の思考(=企業がNGOと連携する上で何を求めているのか)を学ぶ。

前半:『企業の社会的責任(CSR)とNGOの接点』/長沢恵美子氏(経団連)
後半:『NGOとのパートナーシップ:思考プロセスと決定要因』/金田 晃一氏(株式会社 大和証券グループ本社)

第2回勉強会:

現在のNGOの企業連携の取り組み状況はどうなっているのか。数多くの企業連携・アプローチ経験を持つ特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールド渡邉氏より自団体での取り組み方法を発表いただいた後、各参加者からの発表を行う。後半は第1回・2回の勉強会内容をふまえ、参加者のディスカッション形式で「企業とNGOとのパートナーシップのあり方」を考える。

ファシリテーター:茅野俊幸氏(SVA)/ 下澤 嶽(JANIC)

8. プログラム詳細

 

第1回(10月11日(木曜日))

時間 項目 担当者(敬称略)
13時45分~ 受付
14時00分~14時05分 開講挨拶 JANIC
14時05分~14時50分 『企業の社会的責任(CSR)とNGOの接点』 長沢恵美子氏(経団連)
14時50分~15時35分 『NGOとのパートナーシップ:思考プロセスと決定要因』 金田晃一氏
(株式会社 大和証券グループ本社)
15時35分~15時55分 質疑応答 参加者
15時55分~16時00分 閉講挨拶 JANIC
 

第2回(10月16日(火曜日))

時間 項目 担当者(敬称略)
13時45分~14時00分 受付
14時00分~14時05分 開講挨拶 JANIC
14時05分~14時20分 NGOの企業連携への取り組み
(1)特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールドのアプローチ方法
渡邉清孝氏(特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールド)
14時20分~15時00分 (2)参加者からの発表
発表内容:企業へのアプローチ方法と自団体の強み
参加者
ファシリテーター:茅野俊幸氏(SVA)/ 下澤 嶽(JANIC)    
15時00分~15時55分 ディスカッション
~企業とNGOのパートナーシップのあり方とは~
15時55分~16時00分 閉講挨拶 JANIC

9. 講師及びファシリテータープロフィール(50音順、敬省略)

◆金田 晃一(かねだ こういち)◆

株式会社 大和証券グループ本社 CSR室次長
 1987年慶応義塾大学経済学部卒業後、ソニー株式会社にて政府渉外を担当。1993年英国レディング大学経済学部修士課程修了後、1994年在京米国大使館経済部に転職、対日規制緩和交渉を担当。1997年ブルームバーグ・テレビジョン株式会社 アナウンサーを経て、1999年ソニー株式会社に再入社、コミュニティ・リレーションを推進後、2003年よりCSR担当。2005年1月より現職。
 CSOネットワーク・アドバイザー、CAC(社会起業家研究ネットワーク)プログラムオフィサー、ジャパン・プラットフォーム常任委員会アドバイザー、日本NPO学会員。

◆茅野 俊幸(ちの しゅんこう)◆

社団法人 シャンティ国際ボランティア会 事務局長
 1989年駒澤大学仏教学部卒業後、曹洞宗永平寺で修行。曹洞宗 萬年山 瑞松寺副住職として社会教育・公民館活動(図書館活動)、法務省関係のボランティア活動等を通じて信州大学非常勤講師、松本大学市民講師として「ボランティア論」を担当。95年阪神大震災以降、シャンティ国際ボランティア会の活動に関わり、代議員、国内事業1課課長を経て、同会04年事務局長に就任、現在に至る。
 曹洞宗 萬年山 瑞松寺 副住職、仏教NGOネットワーク企画委員、法務省 更生保護外郭団体 長野県BBS連盟会長(05年~)、東京災害ボランティアネットワーク副代表、松本大学市民講師。

◆長沢 恵美子(ながさわ えみこ)◆

社団法人 日本経済団体連合会 社会第二本部企業・社会グループ副長
 1983年経団連事務局入局。国際経済部、役員秘書を務めた後、1997年現在の部署に配属され、企業の社会貢献推進に関する活動を担当。現在は企業倫理やCSRも担当。

◆渡邉 清孝(わたなべ きよたか)◆

特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールド 理事 / 事務局長
 1990年東北学院大学工学部応用物理学科卒業、1993年宮城日本電気株式会社退社。1993年特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールドに入職。ファンドレーザーとして、800社以上の企業・団体を訪問し、様々な社会貢献プログラムを提案・展開。2002年事務局長に就任、現在に至る。NPO/NGOのファンドレイジングや組織運営、危機管理研修などの講師も務める。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る