事務局:特定非営利活動法人 TICAD市民社会フォーラム
実施運営協力:特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
外務省は18年度、中間組織的立場にある「ネットワークNGO」の活動能力強化のため、標記研究会を立ち上げました(18年度の報告書は本HPの「新着情報」に掲載されています)。今般、企業とNGOの連携に関する勉強会を下記の要領で開催しますので、会場の都合により席数に制限がありますが、ご関心のあるNGOの方のご参加をお待ちしています。
なお、このテーマの下、公開シンポジウムを12月中旬に開催する予定ですので、詳細決まり次第、本ホームページでお知らせします。
第1回 2007年10月11日(木曜日)14時00分~16時00分
第2回 2007年10月16日(火曜日)14時00分~16時00分
早稲田奉仕園 セミナーハウス100号室
http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
15名
企業との連携に関心のあるNGO関係者。
*原則第1回・2回両日とも参加できる方。
無料
こちらの「参加申込書」(Word形式)にご記入の上、2007年10月5日(金曜日)必着で、JANIC担当:井端までFAXまたはメール添付にてお申込ください。メールの場合件名を「連続勉強会申し込み」としてください。
特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC) 担当:井端
FAX:03(5292)2912 電話:03(5292)2911 E-mail:ibata@janic.org
企業とNGOの連携は、これまで「資金供与をする側、される側」といった関係で語られることが多かった。しかしグローバル社会が広がる今、企業とNGOには新たな関係が求められている。本勉強会ではJANIC初の試みとして、グローバルイシューを解決する為の、より広い視点に立った「企業とNGOのパートナーシップのあり方」を問いかける。
*第1・2回をワンセットの連続勉強会とする。
第1回勉強会:
企業はなぜCSRまたは社会貢献活動を行うのか、その時NGOが果たす役割とは。企業でのCSRエキスパート金田氏と、NGOと企業との連携コーディネート経験豊富な長沢氏より、企業の思考(=企業がNGOと連携する上で何を求めているのか)を学ぶ。
前半:『企業の社会的責任(CSR)とNGOの接点』/長沢恵美子氏(経団連)
後半:『NGOとのパートナーシップ:思考プロセスと決定要因』/金田 晃一氏(株式会社 大和証券グループ本社)
第2回勉強会:
現在のNGOの企業連携の取り組み状況はどうなっているのか。数多くの企業連携・アプローチ経験を持つ特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールド渡邉氏より自団体での取り組み方法を発表いただいた後、各参加者からの発表を行う。後半は第1回・2回の勉強会内容をふまえ、参加者のディスカッション形式で「企業とNGOとのパートナーシップのあり方」を考える。
*ファシリテーター:茅野俊幸氏(SVA)/ 下澤 嶽(JANIC)
時間 | 項目 | 担当者(敬称略) |
---|---|---|
13時45分~ | 受付 | |
14時00分~14時05分 | 開講挨拶 | JANIC |
14時05分~14時50分 | 『企業の社会的責任(CSR)とNGOの接点』 | 長沢恵美子氏(経団連) |
14時50分~15時35分 | 『NGOとのパートナーシップ:思考プロセスと決定要因』 | 金田晃一氏 (株式会社 大和証券グループ本社) |
15時35分~15時55分 | 質疑応答 | 参加者 |
15時55分~16時00分 | 閉講挨拶 | JANIC |
時間 | 項目 | 担当者(敬称略) |
---|---|---|
13時45分~14時00分 | 受付 | |
14時00分~14時05分 | 開講挨拶 | JANIC |
14時05分~14時20分 | NGOの企業連携への取り組み (1)特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールドのアプローチ方法 |
渡邉清孝氏(特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールド) |
14時20分~15時00分 | (2)参加者からの発表 発表内容:企業へのアプローチ方法と自団体の強み |
参加者 *ファシリテーター:茅野俊幸氏(SVA)/ 下澤 嶽(JANIC) |
15時00分~15時55分 |
ディスカッション ~企業とNGOのパートナーシップのあり方とは~ |
|
15時55分~16時00分 | 閉講挨拶 | JANIC |
株式会社 大和証券グループ本社 CSR室次長
1987年慶応義塾大学経済学部卒業後、ソニー株式会社にて政府渉外を担当。1993年英国レディング大学経済学部修士課程修了後、1994年在京米国大使館経済部に転職、対日規制緩和交渉を担当。1997年ブルームバーグ・テレビジョン株式会社 アナウンサーを経て、1999年ソニー株式会社に再入社、コミュニティ・リレーションを推進後、2003年よりCSR担当。2005年1月より現職。
CSOネットワーク・アドバイザー、CAC(社会起業家研究ネットワーク)プログラムオフィサー、ジャパン・プラットフォーム常任委員会アドバイザー、日本NPO学会員。
社団法人 シャンティ国際ボランティア会 事務局長
1989年駒澤大学仏教学部卒業後、曹洞宗永平寺で修行。曹洞宗 萬年山 瑞松寺副住職として社会教育・公民館活動(図書館活動)、法務省関係のボランティア活動等を通じて信州大学非常勤講師、松本大学市民講師として「ボランティア論」を担当。95年阪神大震災以降、シャンティ国際ボランティア会の活動に関わり、代議員、国内事業1課課長を経て、同会04年事務局長に就任、現在に至る。
曹洞宗 萬年山 瑞松寺 副住職、仏教NGOネットワーク企画委員、法務省 更生保護外郭団体 長野県BBS連盟会長(05年~)、東京災害ボランティアネットワーク副代表、松本大学市民講師。
社団法人 日本経済団体連合会 社会第二本部企業・社会グループ副長
1983年経団連事務局入局。国際経済部、役員秘書を務めた後、1997年現在の部署に配属され、企業の社会貢献推進に関する活動を担当。現在は企業倫理やCSRも担当。
特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールド 理事 / 事務局長
1990年東北学院大学工学部応用物理学科卒業、1993年宮城日本電気株式会社退社。1993年特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールドに入職。ファンドレーザーとして、800社以上の企業・団体を訪問し、様々な社会貢献プログラムを提案・展開。2002年事務局長に就任、現在に至る。NPO/NGOのファンドレイジングや組織運営、危機管理研修などの講師も務める。