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国際協力50周年記念事業ODAロゴ

平成17年2月

1.概要

10月6日の「国際協力の日」を中心とする前後3ヶ月間を「国際協力50周年記念事業期間」と位置付け、広報活動を実施。
小泉内閣タウンミーティング
(小泉内閣タウンミーティング)

2.主な記念事業の実施実績

(1) テレビコマーシャル・記念TV番組・ポスター・記念グッズ
仲村トオル氏が出演するTVスポットCMを全国で延べ310回放送
ODAまたはODA50周年を特集したTV番組がNHK、民放、CSあわせて約12回放送
パンフレット1万5千部、ポスターを5千枚、クリアファイル5万枚作成、イベント等で配布
小泉内閣タウンミーティング
(50周年パンフレット)
(2) 新聞、広報誌・一般誌への記事掲載
10月6日前後に主要5誌すべてに国際協力50周年の論説記事が合計11回掲載
政府広報誌・援助機関広報誌・一般誌等、15誌以上に特集記事・寄稿等掲載
全国紙での新聞広告を3回掲載(読売新聞2回、朝日新聞1回)
読売ON Lineのバナー広告で、1ヶ月間、50周年広報と民間モニターの報告を掲載
(3) 各種シンポジウム、セミナー、国際協力イベント等
10月2、3日:国際協力フェスティバル(日比谷公園)(2日間で4万5千人来場)
10月3日:小泉内閣「タウンミーティングIN東京」町村外務大臣出席(約300人来場)
11月15日:50周年記念国際シンポジウム(外務省・国連大・JICA共催)(約400人来場)
世銀やWoodrow Wilson Centerなどとの共同シンポジウムをワシントン、バングラディシュで実施
記念事業期間中にODAタウンミーティングを5回実施(東京2回、神戸、大阪、富山
主に地方の大学・高校等で外務省経済協力局職員14人が26回講演 聴衆合計約5500人
官民による国際協力50周年記念事業として登録された事業件数合計264件

国際協力フェスティバル
(国際協力フェスティバル)

3.評価

(1) テレビ、新聞、出版物など、様々なメディアで国際協力50周年に関する情報が広範に提供された。
(2) 新聞論説記事の多くが、ODAの50年の実績を肯定的に評価するとともに、近年のODA予算の減少との関係で、更なる質の向上を求める論調だった。ODAに好意的な記事ばかりではなかったが、ODAを真摯に論じるこれらの論説が各紙一斉に掲載されたことは評価できる。
(3) 多額の予算を要する大型広報事業に加えて、外務省員による「手作りの草の根広報」である国際協力フェスティバル、ODAタウンミーティング、職員による講演活動等についても、当該期間に集中的に実施し、事後アンケート等では概ね高い評価を得た。また、政府機関、民間団体による記念事業の実施も250件を越える登録があり、官民挙げての記念広報が実現できた。
(4) 対中ODA批判が高まるなかでの本件記念事業・広報活動の実施は困難を伴うこともあったが、今回の50周年記念広報活動がODAに対する国民一般の見方を好転させる一助になることを期待する。

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