FASID・外務省 国際シンポジウム
去る11月5日、FASIDは外務省との共催により国際協力50周年記念事業の一環として「途上国のオーナーシップを尊重した援助」をテーマとした国際シンポジウムを東京青山UN House 5Fのエリザベスローズ会議場にて開催しました。本シンポジウムは、「インフラ整備支援の再生」と「政策・制度整備支援」の2点に特に焦点をあて、内外の専門家や会場の参加者との議論を通じて今後の途上国援助の展望や方向性を探ることを目的としていました。
第一部は、当財団専務理事馬渕睦夫による挨拶の後、広瀬哲樹外務省経済協力局審議官による基調講演が行われました。 海外からは、リチャード・マニングOECD DAC議長によるビデオメッセージのほか、ADB、バングラデシュ、タイから研究者、専門家、行政官を招き、国内からは、大学、JICA、JBIC関係者が参加し、それぞれの視点から世界の中での日本の援助の経験、位置付けや現在行っている努力について講演を行いました。
第二部では、フリーディスカッションが行われました。 シンポジウムの英文サマリーを当財団webにて紹介しております(http://www.fasid.or.jp/kaisai/summary_eng.pdf) 今回のシンポジウムでは、100名をこえる方々にご来場いただきました。
|