地球環境

「クリーン開発と気候に関するアジア太平洋パートナーシップ」へのわが国の参加について

平成17年7月28日

  1. 「クリーン開発と気候に関するアジア太平洋パートナーシップ」(Asia-Pacific Partnership for Clean Development and Climate)は、7月28日(木曜日)午前10時半(現地時間)、ビエンチャンでの立ち上げ会合において発足する。参加国は、米国(主催国)、豪州、中国、インド、韓国、日本である。
  2. 同パートナーシップは、クリーンで効率的な技術の開発・普及を通じた環境汚染、エネルギー安全保障、気候変動問題への対処を目的としている。具体的には、省エネ、クリーン石炭技術、天然ガス、炭素隔離、メタン回収、原子力発電、およびバイオ、水力等の再生可能エネルギー等の分野における地域協力の推進である。なお同パートナーシップは京都議定書を代替するものではなく、これを補完するものとの位置づけである。
  3. わが国としては、アジア太平洋地域におけるこれまでの気候変動・エネルギー分野での関係国との協力の実績にもかんがみ、上記目的のために実質的な貢献を行うとの趣旨で同パートナーシップに参加する。
  4. 本件パートナーシップは28日の立ち上げ会合と発足趣旨の発表を踏まえ、今後具体的な協力内容と取り進め方について参加国が協議していくこととなる。
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