地球環境

国連環境計画

United Nations Environment Programme(UNEP))

平成28年7月4日

1 設立経緯

 1972年6月ストックホルムで「かけがえのない地球」をキャッチフレーズに開催された国連人間環境会議の提案を受け、同会議で採択された「人間環境宣言」及び「環境国際行動計画」を実施に移すための機関として、同年の国連総会決議(決議2997(XXVII))に基づき設立。

2 所在地

 本部:ナイロビ
 地域事務所:以下のとおり

地域事務所
地域事務所名 所在地
アジア太平洋バンコク
西アジアバーレーン
ラテン・アメリカ、カリブパナマ
ヨーロッパジュネーブ
アフリカナイロビ
北米ワシントンD.C.

3 活動内容

 UNEPは、人の生命と福祉のために環境の質を現在から将来に亘り保護し拡大するための国際協力を進めるため、7つのサブプログラム(気候変動、災害・紛争、生態系管理、環境ガバナンス、化学物質・廃棄物、資源効率性、環境レビュー)を中心に活動を行っている。その内容は、政策を含む国際協力、国連システム内における環境政策等の調整、環境レビュー、科学及びその他の専門団体と協力した情報の分析・提供、環境施策を実施するための途上国の能力形成等の支援を含む。

 なお、国連持続可能な開発会議(リオ+20(2012年))においては、「世界の環境アジェンダを設定する世界の主たる環境当局」(the leading global environmental authority that sets the global environmental agenda)とし、会合参加国はUNEPの役割を強化していく旨、成果文書に盛り込まれた。また、その意思決定機関を普遍加盟方式(全国連加盟国の参加)とすることが決定された。

4 会合

  • (1)国連環境総会(UNEA、旧管理理事国会合):UNEPの最高意思決定機関。通常会合は原則として2年毎に開催。特別会合は、通常会合の決定又は加盟国の過半数等からの要請に基づき開催。
  • (2)常駐代表委員会:UNEPへの常駐代表を有し本部ナイロビに公館を置く国により構成。通常年4回会合が行われる。我が国は駐ケニア大使が常駐代表を務める。

5 予算

 収入は、国連の通常予算、環境基金、信託基金等からなる。事務局運営や主要な事業は環境基金により賄われており、最近の環境基金の収入総額は年間約8千万ドル弱。予算の大部分を任意拠出に依存している。我が国は、2015年度予算として、環境基金へ約258万ドルを拠出。

6 職員数

 2014年12月現在、国際職員は648人。そのうち邦人職員は17人。

7 事務局長

 エーリック・ソールハイム(ノルウェー国籍)

8 その他

 現在、種々の条約(ワシントン条約、オゾン層保護に関するウィーン条約、バーゼル条約、生物多様性条約等)の事務局として指定されている。
 我が国との関係では、定期的対話の枠組として2012年10月、日・UNEP政策対話が立ち上げられた。

このページのトップへ戻る
地球環境へ戻る