軍縮・不拡散

日露非核化協力委員会第29回総務会の開催
(ヴィクターI級原潜の解体に関する契約の認証及び
原子炉区画陸上保管施設建設に対する協力の決定)

平成19年2月8日

 日露非核化協力委員会は、1月10日、モスクワにおいて第29回総務会を開催し、以下を決定した。

  1. 総務会は、ヴィクターI級原潜解体プロジェクトの資金供与契約及び請負契約の内容について認証した。
  2. 総務会は、極東ロシアに建設中の原子炉区画陸上保管施設に対する建設に協力することを決定した。

(参考1)ヴィクターI級原潜解体プロジェクト
 第24回総務会において決定された5隻のうちの1隻であり、第27回総務会において確定された実施取決めの下で実施される。

(参考2)原子炉区画陸上保管施設
 原潜解体の過程で加工される原子炉を含む区画は現在海上に保管されているが、これを陸揚げして、より安全で安定的な保管をしようとするもの。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る