人権・人道

国際法模擬裁判「2010年アジア・カップ」
結果と概要

2010年9月

 8月23日(月曜日)及び24日(火曜日),外務省の主催により国際法模擬裁判「2010年アジア・カップ」が開催されました。

 この模擬裁判は,架空の国家間の係争を題材に,参加チームがそれぞれ原告・被告に扮して弁論を行い,裁判の勝ち負けを競う模擬法廷です。今年度で8回目を迎えた本大会では,国内予選で上位に入賞した日本の大学2チームとアジア8カ国(インドネシア,シンガポール,タイ,中国,フィリピン,ベトナム,ネパール,マレーシア)から来日した海外代表8チームが「環境の保護に関わる人権侵害事件」をテーマに2日間にわたって熱い戦いを繰り広げました。

 模擬裁判終了後には,海外学生・日本人学生ともに,国会議事堂,最高裁判所の見学や国連大学での意見交換などを通じて国際交流を深めました。特に海外の学生にとっては,日本に対する理解を深める機会になりました。

 この模擬裁判の開催により,国際法を学ぶ学生の能力強化支援,国際人権・人道法に関する知識の普及及び理解の増進などの点で大きな成果をえることができました。このような機会が国内やアジア諸国で,少しでも多くの方に国際人権・人道法に関心を持っていただくことにつながることを期待しています。

 参加学生からは,本模擬裁判開催により,国際人権・人道法をより深く考える機会になった,各国からの参加者との親睦を深めることができたなどの声をいただき,また一般傍聴者からも高い評価を受けました。

 模擬裁判上位入賞者・チームは,以下のとおりです。

総合順位

優秀書面順位

優秀弁論賞

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