
「日中韓投資に関する法的枠組み政府間協議」及び
「同ビジネス環境改善政府間メカニズム」第6回会合
平成18年12月
- 平成18年12月4日~5日、中国(北京)において標記会合が開催された。本協議は、平成16年11月の日中韓首脳会議において設置が決定されたもので、平成17年に4回の会合が開催され、平成18年は4月に第5回会合(ソウル)が開催されている。
(1)出席者
(我が方)水上外務省経済局参事官、永塚経済産業省通商政策局通商交渉官他
(中国側)孫鵬(ソン・ペン)商務部外国投資管理司副司長他
(韓国側)洪志仁(ホン・ジイン)外交通商部地域通商局審議官他
(2)日中韓投資に関する法的枠組み政府間協議
日中韓投資協定の正式交渉入りに関し、三国間での事務レベルの協議が整い、協議結果について各国首脳の判断を仰ぐこととなった。
(3)同ビジネス環境改善政府間メカニズム
ビジネス環境改善アクション・アジェンダについて、引き続き議論していくこととなった。
- 本会合の結果を受け、平成19年1月14日にセブ(フィリピン)において開催された日中韓首脳会議において、日中韓投資協定の締結交渉を同年の出来るだけ早い時期に開始することが合意された。同時に、日中韓ビジネス環境改善メカニズムについて、引き続き努力していくことで一致した。
日中韓首脳会議共同プレス発表(仮訳、投資関連部分)
三国の首脳は、2007年の出来るだけ早期に、三国投資協定交渉を開始することに合意した。三国は、それぞれの国において、ビジネス環境改善のために引き続き努力していく。