
日・タイ経済連携協定に基づく
自然人の移動に関する追加的な交渉(第5回会合概要)
平成21年12月22日
- 12月21日(月曜日)、東京(外務省)において自然人の移動に関する小委員会の第5回会合が開催され、日・タイ経済連携協定第121条に基づく自然人の移動に関する追加的な交渉が行われました。
- 日本側リクエストについては、日本の企業等からタイにある支店等に転勤する日本人に対する滞在許可に関し、同人の1回の滞在における更新回数が3回から5回に拡大されました。その他のリクエストについては、引き続き合意を得るべく協議を継続することとなりました。
- タイ側のリクエストについては、2012年11月1日以降1年以内に交渉を再開することとなりました。
(参考)
【日本側リクエスト】(協定附属書7第2部C)
- 外国人1人の雇用につき4人のタイ人の雇用を必要とするとの出入国の要件の緩和
- 就労許可の発給を1社につき最大10人とする人数制限の緩和
- 日本の公私の機関からタイにある支店又は関連機関に転任する日本人に対する滞在許可の更新回数制限の緩和
- タイ労働省への就労届出に関する通報手続の緩和
【タイ側リクエスト】(協定附属書7第1部C)
- タイの介護福祉士の日本国による受入れ可能性の検討
- タイ・スパ・セラピストの日本国による受入れ可能性の検討