平成20年12月
「アニメ文化大使」(Anime Ambassador)は、ポップカルチャーを通じた文化外交の一環として、在外公館等が主催する文化事業。日本のアニメ作品を上映し、諸外国における日本アニメに対する理解を深めるとともに、併せて様々な日本文化を紹介し、日本そのものへの関心に繋げることを目的としている。
「ドラえもん」作品の中には、現代日本の生活や習慣が描かれており、「アニメ文化大使」にふさわしいとの「アニメ文化大使諮問委員会」の意見に基づき、日本動画協会および画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)の協力を得て、「アニメ文化大使」として選定した。
浜野保樹 東京大学大学院教授(海外交流審議会ポップカルチャー専門部会部会長)
白石さや 東京大学大学院教授(海外交流審議会ポップカルチャー専門部会委員)
大野修一 株式会社徳間書店 アニメージュ統括プロデューサー
中路 靖 株式会社学習研究社 アニメディア編集長
矢野健二 株式会社角川書店 ニュータイプグループ長
(1)2008年3月19日、アニメ文化大使就任式が外務省で行われ、高村正彦外務大臣が「ドラえもん」にアニメ文化大使就任要請書を手交。
(2)日本とドラえもんについて紹介するビデオクリップを英、仏、西、中の4カ国語で作成。
(3)上記のビデオクリップとともに、劇場版作品「ドラえもん のび太の恐竜2006」(英、仏、西、中の4カ国語)を、在外公館等が海外で実施する文化事業等において、入場無料で上映。