国連軍備登録制度は、1991年に我が国が当時のEC諸国と協力して国連総会に提出した「軍備の透明性」に関する決議に基づき設置された制度であり、各国は大規模侵攻用の攻撃兵器として位置付けられた7カテゴリー(注)の通常兵器につき、その前年の輸出入に関する情報を予め定められた用紙に記入し国連事務局に提出することとなっている。
(注)報告対象となる7カテゴリーの兵器
I. 戦車 II. 装甲戦闘車両 III. 大口径火砲システム IV. 戦闘用航空機
V. 攻撃ヘリコプター VI. 軍用艦艇 VII. ミサイル及びミサイル発射装置