軍縮・不拡散

クラスター弾に関する条約第2回締約国会議(概要)

平成23年9月12日~16日

  1. 9月12日(月曜日)から16日(金曜日)にかけて,ベイルート(レバノン)において,我が国も締結している「クラスター弾に関する条約(CCM)」の第2回締約国会議が開催されました。
  2. CCMは,昨年(平成22年)8月に発効し,同年11月にビエンチャン(ラオス)において開催された第1回締約国会議では,条約の適用または実施に関する具体的な取組についての締約国の行動の指針となるビエンチャン行動計画が採択されました。
  3. 今回の会議においては,同行動計画を踏まえ,第1回締約国会議から現在までの間に,条約の普遍化(条約の締約国を増やすこと),貯蔵弾廃棄,国際協力,被害者支援等の諸分野で見られた進展を確認するベイルート進捗報告が提出されました。
     また,会議の成果として採択されたベイルート宣言においては,これらの進展を評価したうえで,条約の普遍化を促進するとともに,条約の履行を今後も支え続けるという締約国の強い意思が表明されました。
     さらに,クラスター弾の被害者たちによる,被害者支援の迅速化や充実を呼びかける被害者宣言も採択されました。
  4. 我が国は,本件会議において,普遍化を担当する議長フレンドを務め,議長国レバノンを補佐する役割を担いました。
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