北極・南極

令和5年3月20日
(写真)北極サークル日本フォーラムの様子 出典:笹川平和財団海洋政策研究所

 3月4-6日、北極サークル及び笹川平和財団・日本財団の共催で北極サークル日本フォーラムが東京で開催され、約20の参加国・地域から、議会関係者、政府関係者、研究者、企業関係者、NPO関係者等約300人が参加者しました。
 日本で初めて開催された北極サークル地域フォーラムであり、グリムソン議長を始め、関係者から高い評価の声が聞かれました。

  1. 日本政府からは、永岡佳子文部科学大臣、西村明宏環境大臣が登壇したほか、クロージング・セッションで林芳正外務大臣の挨拶(和文仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く)が紹介されました(竹若北極担当大使代読)。
  2. 竹若北極担当大使は、日中韓のセッション、北極評議会の将来に対するオブザーバー国の貢献のセッション、北極の氷融解と海面上昇の脅威のセッションに登壇し、北極評議会に対する日本の貢献、法の支配、自由で開かれた北極の重要性、アジア・ゼロエミッションに対する日本の取組について発言しました。

(注)北極サークル:2013年にグリムソン・アイスランド前大統領の主導で設立された北極に関する最大規模の非政府団体。毎秋の年次総会とは別に、地域の非政府団体と共催で「地域フォーラム」を開催。今次日本フォーラムのテーマは、「北極の未来におけるアジア:科学、地政学、経済、海洋、気候、テクノロジー」。


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