日本の安全保障と国際社会の平和と安定

平成26年2月10日
 1月30日,平和構築分野に関する有識者懇談会(第3回会合)が開催され,主に平和構築人材育成事業について議論されました。会合の概要は以下のとおりです。

1 平和構築人材育成事業の見直し

 第2回会合における平和構築人材育成事業の事業受託者からのヒアリング等を受け,同事業の見直しに関する意見交換が行われた。委員からは,英語力の基準点を設けること等により参加者のレベルアップを図るべきではないか,外国人の参加対象としてアジア人のみならず,アフリカ人も含めるべきではないか,ジェンダーを独立した課目とするなどにより近年のニーズに合ったカリキュラム構成にすべきではないか,等の提案がなされた。また,研修員と講師双方のレベルアップが必要との指摘もなされた。

2 平和構築人材育成事以外の取組

 社会人が参加しやすい夜間コースの新設や短期集中講座の導入等による事業の多様化,キャリアパスの充実(国際機関に対する政府による働きかけの強化),ODAとの連携につき意見が交わされた。

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