難民
阿部外務副大臣と第三国定住事業により受け入れた難民との対話
平成30年12月28日


21日,阿部俊子外務副大臣は広島県呉市を訪問し,マレーシア国内に一時滞在した後に日本で生活しているミャンマー難民で,本年4月から同市において定住を開始した方々と面会しました。
阿部副大臣は,和やかな雰囲気の下で難民の方々との対話や受入れ側の企業との意見交換を行い,これらの難民の方々の生活状況及び就労状況を確認しました。
【参考】我が国の第三国定住事業
- 我が国は,閣議了解等に基づき,2010年度から5年間,パイロットケースとして,タイの難民キャンプに滞在する自立定住可能性のあるミャンマー難民を年に約30人(家族単位)をメドとして受け入れてきた。
- 2015年度よりこれを本格事業として開始し,マレーシア国内に一時滞在しているミャンマー難民(家族単位)及びパイロットケースにおいて受け入れた第三国定住難民の親族をタイから家族呼び寄せという形で受け入れることとされている(平成29年度には,第8陣として8家族29人を受け入れ,そのうち,5家族22人が広島県呉市に定住した。)。
- パイロット事業も含めた過去9年間では,総計44家族174名を受け入れている。