スウェーデン王国

令和6年7月10日
クリステション首相と握手する岸田総理 日・スウェーデン首脳会談 (写真提供:内閣広報室)
会談の様子 日・スウェーデン首脳会談 (写真提供:内閣広報室)

 現地時間7月10日午後6時40分(日本時間11日午前7時40分)から約20分間、NATO首脳会合に出席するため米国を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、ウルフ・クリステション・スウェーデン王国首相(H.E. Mr. Ulf Kristersson, Prime Minister, Kingdom of Sweden)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、スウェーデンが加盟国として初参加する歴史的なNATO首脳会合における再会を喜ばしく思う、スウェーデンのNATO加盟により、NATOや米国を通じた、両国間の協力の機会が拡大した旨述べました。また、ロシアによるウクライナ侵略への対応や、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、協力・連携を一層深めたい旨述べました。これに対し、クリステション首相から、安全保障を含むあらゆる分野において、引き続き日本と協力を進めていきたい旨発言がありました。
  2. 両首脳は、両国が共に高い技術力を有し、GX、水素、デジタル、ライフサイエンス分野で企業間の協力が進んでいることを確認し、政治・安全保障に加え、経済、科学技術、学術協力の分野でも二国間協力を一層強化していくことで一致しました。
  3. また、クリステション首相より日本のウクライナ支援に高い評価があり、両首脳は、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障が益々不可分となっていることを確認し、ロシアによるウクライナ侵略への対応、北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢についても意見交換を行い、緊密に連携していくことで一致しました。

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