ノルウェー王国

令和2年12月16日

 12月16日、午後4時10分から約10分間、菅義偉内閣総理大臣は、アーナ・ソールベルグ・ノルウェー王国首相(H.E. Ms. Erna Solberg, Prime Minister of the Kingdom of Norway)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、菅総理大臣から、日本とノルウェーは、海洋国家であり、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共有するパートナーであり、ソールベルグ首相と良い関係を築き、日・ノルウェー関係を一層強固にしていきたい旨述べました。これに対し、ソールベルグ首相から、良好な日・ノルウェー関係の一層の発展に向けて共に取り組みたい旨述べました。
  2. 菅総理大臣から、ノルウェーが主導する「持続可能な海洋経済の構築に向けたハイレベル・パネル」に関し、ソールベルグ首相と共に首脳文書(英語)(PDF)別ウィンドウで開くを発出できたことを嬉しく思う、来年第3回ハイレベル・パネルに向け、協力していきたい旨述べました。これに対し、ソールベルグ首相から、基本的価値を共有する日本との連携を重視している旨述べるとともに、「持続可能な海洋経済の構築に向けたハイレベル・パネル」への日本の貢献に対する謝意の表明がありました。
  3. 両首脳は、新型コロナ感染症対応におけるワクチン等への公平なアクセス確保のための国際的な枠組みの推進に向け、協力することについても確認しました。
  4. 菅総理大臣から、ノルウェーが来年から国連安保理の非常任理事国となることも踏まえ、拉致問題を含む北朝鮮への対応等で連携していきたい旨述べ、両首脳は国際場裡における連携の強化に一致しました。

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