オランダ王国

令和6年7月11日
スホーフ・オランダ首相と会談する岸田総理 (写真提供:内閣広報室)

 現地時間7月11日午後0時30分(日本時間12日午前1時30分)から約20分間、NATO首脳会合に出席するため米国を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、ディック・スホーフ・オランダ王国首相(H.E. Mr. Dick Schoof, Prime Minister of the Kingdom of the Netherlands)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、スホーフ首相の就任に祝意を述べると共に、オランダは、価値や原則を共有する戦略的パートナーであり、来年の交流425周年に向けて同首相と協力していきたい旨述べました。これに対して、スホーフ首相は、謝意を述べつつ、日本とは長い交流の歴史があり、安全保障を含むあらゆる分野において協力を進めていきたい旨発言がありました。
  2. 岸田総理大臣から、先月のオランダ・フリゲート艦「トロンプ」の日本派遣など、オランダのインド太平洋地域への具体的な関与を歓迎しました。
  3. また、両首脳は、ウクライナ情勢及び北朝鮮への対応を含む東アジア情勢といった地域情勢について議論し、様々なグローバル課題において連携していくことを確認しました。
  4. 加えて、岸田総理大臣から、ルッテ前首相が次期NATO事務総長に就任することに祝意を述べ、スホーフ首相から謝意が述べられました。両首脳は、オランダが来年のNATO首脳会合を開催することを踏まえて、日・NATOの文脈においても連携を強化していくことで一致しました。

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