ルクセンブルク大公国

平成26年10月16日
(写真1) (写真提供:内閣広報室)
(写真2) (写真提供:内閣広報室)
 アジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席するためにミラノを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は、本16日午後のセッションの前後に約15分間、ベテル・ルクセンブルク大公国首相と会談したところ、概要は以下のとおりです。
  1. 冒頭、安倍総理から、先週御訪日されたギヨーム皇太子同妃両殿下にお会いし、同行した経済ミッションによる新たなビジネス関係の発展を期待する旨述べるとともに、ユンカー前首相の欧州委員会委員長指名に祝意を表しました。ベテル首相は、ギヨーム皇太子同妃両殿下の御訪日に関する日本側の尽力に感謝するとともに、日本との経済関係を更に強化したい旨述べました。
  2. 両首脳は、ルクセンブルクが明年後半にEU議長国に就任することを踏まえて互いに協力し合い、また、日EU・EPAを2015年中に大筋合意させるよう努力することで一致しました。
  3. 安倍総理から、来年3月に仙台で第3回国連防災世界会議を開催予定であることを紹介し、ベテル首相から成功を祈念する旨述べました。さらに安倍総理から、ベテル首相が訪日されるのであれば歓迎する旨述べたところ、ベテル首相からも、日程を調整して是非訪日したい、安倍総理にも次に欧州を訪問される際にはルクセンブルクも訪問していただきたい旨の発言がありました。
  4. また、安倍総理とベテル首相は、ASEMが欧州とアジアが相互補完的でウィンウィンの関係を築く上で有益なフォーラムであるという認識で一致しました。

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