イタリア共和国
ナポリターノ・イタリア共和国前大統領の逝去に際しての岸田総理大臣及び上川外務大臣による弔意書簡の発出
令和5年9月23日
- 9月23日、岸田文雄総理大臣は、ジョルジョ・ナポリターノ・イタリア共和国前大統領(Sen. Giorgio Napolitano, Former President of the Italian Republic)が同日に逝去したことを受け、セルジョ・マッタレッラ・イタリア共和国大統領(H.E. Mr. Sergio Mattarella, President of the Italian Republic)宛て及びジョルジャ・メローニ・イタリア共和国首相(H.E. Ms. Giorgia Meloni, President of the Council of Ministers of the Italian Republic)宛てにそれぞれ弔意書簡を発出しました。
これらの書簡において、岸田総理大臣は、ナポリターノ前大統領の訃報に接し、深い悲しみに包まれている旨を述べた上で、日本国政府及び日本国民を代表し、イタリア共和国とイタリア国民の皆様に対して、心から哀悼の意を表する旨述べました。
また、岸田総理大臣は、2009年のナポリターノ前大統領の訪日や東日本大震災の翌年にローマで開催された1周年追悼行事への同前大統領の出席に触れつつ、日本とイタリアの友好関係の発展に尽力されたナポリターノ前大統領に心からの敬意を表しました。 - また、同日、上川陽子外務大臣は、アントニオ・タヤーニ・イタリア共和国副首相兼外務・国際協力相(H.E. Mr. Antonio Tajani, Vice-President of the Council of Ministers and Minister of Foreign Affairs and International Cooperation, the Italian Republic)宛てに弔意書簡を発出しました。
書簡の中で、上川大臣は、ナポリターノ前大統領の訃報に接し、イタリア共和国とイタリア国民の皆様に対して、謹んで哀悼の意を表する旨述べました。上川大臣は、ナポリターノ前大統領が、2011年の東日本大震災に際してはお見舞のお言葉を、1周年追悼行事の際には力強いメッセージを下さったことで、日本全体が大いに励まされるなど、同前大統領が、日伊の友好関係の進展に大きな役割を果たされたことに触れつつ、共和国史上初めて2期にわたって大統領に選出され、国民から厚い尊敬を集めた同前大統領の功績をしのびました。