英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
日英首脳会談
令和6年7月11日


現地時間7月11日午後5時(日本時間12日午前6時)から約20分間、NATO首脳会合に出席するため米国・ワシントンDCを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、キア・スターマー英国首相(The Rt Hon Keir Starmer, Prime Minister of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田総理大臣から、スターマー首相の就任に対する祝意を改めて伝えるとともに、スターマー首相の日英パートナーシップを重視する姿勢を歓迎する旨述べました。両首脳は、日英関係を一層強化し、国際社会の諸課題に共に取り組んでいくことを確認しました。
- 両首脳は、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分であり、日英のような同志国の協力・連携は重要であることを確認しました。岸田総理から、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携や、次期戦闘機共同開発(GCAP)、英国のCPTPPへの加入などの重要性を強調しました。両首脳は、これらの協力やAI、経済分野を含め、幅広い分野において引き続き協力を進めていくことで一致しました。
- 両首脳は、地域情勢についても意見を交換し、強力なウクライナ支援と厳しい対露制裁を継続していくことを確認しました。その他、中東情勢、北朝鮮への対応をはじめとする東アジア情勢について議論し、緊密に連携していくことを確認しました。