英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

平成30年5月31日

5月29日,午前11時40分から約60分間,堀井学外務大臣政務官は,外務省の招へいにより訪日中のクリストファー・ホームズ英上院議員(The Lord Holmes of Richmond, MBE)との昼食会を開催したところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,堀井政務官から,ホームズ議員の英日議連でのスポーツ小委員会立ち上げ等日英関係強化への尽力に謝意を伝え,今回の訪日を通じ,包摂性,多様性を備えた社会作りを含め,2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けての知見の共有をお願いしたい旨述べました。これに対し,ホームズ議員から,2012年ロンドン大会の知見を積極的に共有し,大会の成功のみならず,その後を見据えたレガシー作りに協力していきたい旨述べました。

2 堀井政務官から,日英はルールに基づく国際システムにコミットしたグローバルな戦略的パートナーである旨述べ,2020年東京大会に向けて,テロ対策,サイバーセキュリティ分野等で両国の協力が進んでいることを歓迎する旨述べました。これに対し,ホームズ議員から,サイバーセキュリティの重要性は増大しており,引き続き協力していきたい旨述べました。

3 ホームズ議員から,英国もラグビーワールドカップ(2015年)とオリンピック・パラリンピック競技大会(2012年)を両方開催した国であり,日本が2019年にラグビーワールドカップ,2020年にオリンピック・パラリンピック競技大会を開催することを応援したい旨述べました。堀井政務官からは,ラグビーワールドカップ2019と2020年東京大会の間を橋渡しする形で,その間の期間を「日英文化季間」と位置づけることで両首脳が合意しており,文化交流も強化していきたい旨述べました。


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