英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

令和3年6月29日
両外相挨拶
外相会談

 現地時間6月29日午後3時(日本時間29日午後10時)から約30分間、G20外相及び開発大臣関連会合に出席するためイタリアを訪問中の茂木敏充外務大臣は、ドミニク・ラーブ英国外務・英連邦・開発大臣兼首席大臣(The Rt Hon Dominic Raab MP, Secretary of State for Foreign, Commonwealth and Development Affairs and First Secretary of State of the United Kingdom)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 茂木大臣から、5月の日英外相戦略対話に続き再会できて嬉しい、G7とG20の成果のシナジーを最大限に高めるためにも、グローバルな課題について10月末のG20首脳会合や次回のG7外相会合も視野にラーブ外相と意見交換したいと述べました。これに対し、ラーブ外相から、G7、G20及びCOP26など国際場裡における日英の連携を一層強化していきたい旨述べました。
  2. 両大臣は、「新型コロナからのより良い回復」や気候変動問題といった課題について、G7における成果をG20につなげていくことの重要性を確認しました。
  3. 両大臣は、二国間の安全保障・防衛協力や今後のNATOとの連携、英国のTPP11加入手続等についても意見交換を行いました。
  4. 茂木大臣から、英国による日本産食品に対する輸入規制について、撤廃に向けた協力を要請し、ラーブ外相から真剣に検討するとの反応がありました。

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