フランス共和国

令和6年5月3日
上川外務大臣と在仏日本企業関係者との記念撮影
上川外務大臣と在仏日本企業関係者との夕食懇談の様子

 現地時間5月3日午後7時5分(日本時間4日午前2時5分)から約60分間、OECD閣僚会合に出席するためフランス・パリを訪問中の上川陽子外務大臣は、在仏日本企業関係者との夕食会に出席したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 上川大臣から、外務大臣としてフランスを初めて訪問した機会にフランスで活躍する日本企業の方々と意見交換できることを嬉しく思う旨述べつつ、今般の意見交換を日仏・日欧経済関係の強化、さらにはアフリカにおける日仏連携につなげていきたい旨述べました。
  2. また、上川大臣から、出張に先立って配置を発表した経済広域担当官を通じて、国のレベルにとどまらず、地域レベルでグローバルに展開する日本企業を支援していく考えを伝え、仏を拠点とした日本企業のアフリカへのビジネス展開を後押ししたいと述べました。また、上川大臣は、マダガスカルにおいて訪問した日仏が共同で支援した図書館を日仏連携の好例として紹介するとともに、パリ日本文化会館のコンテンツを第三国の図書館等で活用する形での発信を強化していきたい旨述べました。
  3. 出席者からは、アフリカビジネスの経験について説明がなされたほか、アフリカでのビジネスにおける大使館の果たす役割の重要性、日本語教育・日本語教師育成の重要性、仏におけるマンガの若者世代への影響の大きさについて言及がありました。
  4. 最後に、上川大臣は、出席した日本企業関係者に対して、官民が連携して、企業の海外展開を一緒に進めていきたいと述べました。

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